山形県公認心理師・臨床心理士協会 会長 伊藤洋子  

山形県臨床心理士会は、国家資格である公認心理師が生まれたことに伴い、令和2年4月から、山形県公認心理師・臨床心理士協会と名称変更するとともに新しい組織として活動していくこととなりました。

本会は公認心理師と臨床心理士を正会員として構成された心理専門職の職能団体です。今後は公認心理師と臨床心理士が、ともに以下のような目的のもと社会貢献に推進してまいります。

【社会ニーズに応えるための組織整備】

今までも、東日本大震災後の被災者の心のケアや、学校で事件や事故が発生した際の緊急支援など、様々な場面において心理支援に必要な人材を派遣してまいりました。今後もそのようなニーズにお応えできるよう、人材の育成・確保とともに、関係機関の皆様との連携を強化していきます。

【地域社会への貢献】

山形に暮らす皆様の心の健康の保持増進に努めます。心理的にケアが必要な方々への心理療法的な心理支援のみならず、全ての人々を対象に心を健康に保つための心理教育的活動を推し進め、心の疾病に罹らないための予防的活動にも積極的に関わっていきます。

【会員の資質向上】

全ての会員が高い職業倫理を持ち、常に心理支援に必要な知識や技能を高めていけるよう支援します。研修やスーパーバイズ機能を充実していきます。

山形県公認心理師・臨床心理士協会は、心理専門職として弛まぬ努力をしてまいります。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。